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普通AT二輪免許を限定解除で取得する記録~その④ついに卒検受験資格を得るの巻~

実技教習を最低5コマで抑えられるところを、通算9コマかかりました。

補習・再試験に一切追加料金がかからない教習所で…ホント良かったね!(笑)

これまでの記録は以下の通りです。

 

norikorori.hatenablog.com

 

norikorori.hatenablog.com

  

norikorori.hatenablog.com

 

では、以下に「卒検見込みをいただいた今回の教習の話」をさせていただきます。

 

 

Silverwing立ちゴケを…己の脚力で防ぐ…だと…?!

新型コロナ禍の今、二輪教習所が大盛況なようです。

私の通う教習所も、もともと混みがちと言われているのに更に賑わっているそうです。

 

また、私の教習日は仕事休みの日曜日に限られているので余計に、

二輪コース内は教習生の跨る二輪車でギュウギュウです。

 

何でそんなとこ走るの?

何でそんなとこで急停止するの?

左方優先って知ってる?

…と、

そんな具合に、?マークの止まらない運転をしまくってくれる教習車もいます。

 

この日の1コマ目は、MT400のヒヨッコ教習生がいっぱいいたようで、

左に曲がりたいのか直進したいのか、追い抜きたいのか何がしたいのか、

全く意図が読めない(指示器も出さない)ドライバーが多数で、

 

思わず私、コーナーでバランスを崩しました。

 

これまでであれば、250kgの車重に耐え切れず(そもそも抗う気もなく)

ドッカンとコケていたのですが、

「ふんオリャッ」(イメージ)

 

…耐えた。

……耐えられた。

Silverwingを支えられた…!!

 

自分で自分に、自分が一番、びっくりした。

慣れってすごい…!

 

ちなみにこの後、最大の難所である『クランク』でもコケそうになるのですが、

(アクセルのふかし方の加減を失敗した)

この時も両足で踏ん張って耐えましたねー。

 

おいおい。

慣れってすごいな!

 

そいで、

結局慣れが最強かよ!(笑)

 

『クランク』の大成功体験~アクセルの動力を切らずに走り切る~

400㏄のパワフルなアクセルと、効きの良い後輪ブレーキをエェ加減で調節するコツが掴めずにおりました。

通過できるようにはなっていたけど、どうも危なっかしい感じ。

 

小型AT二輪免許教習の『クランク』では、アクセルを軽くブンブンブンブンとふかしながら車体バランスをとって、目線と頭を進行方向に向けていれば、

なんとなす通行完了したものですが。

400㏄においてはそんな大雑把なテクでは『クランク』を通行するのは至難の業…。

 

  1. エンジンの回転2500~3000辺りを狙えるよう、タコメーターを見ながら調整して覚える。(この時、後輪ブレーキをしっかり握った停車状態でやるとよい)
  2. クランク通行時の動力調整は、後輪ブレーキを微調節することで行う。アクセルは上記一定量で回しっぱなし。
  3. 視線・頭の向きは進行方向の先、狙いたいライン取りを先取りする意識で動かす。

 

書き出すと簡単です。

でもこれがなかなか上手くできないんだよなぁ。

 

今回の教習で「ウオォォォォ大成功!!!!スムーズ!!!」っていうのは1度だけ。

あとはまぁまぁの出来と、辛くも成功と、つい足着いちゃったやつと、

そんな感じでした。

 

大成功した時は、思っていたよりもエンジンをブォォォォォンと鳴らしながら『クランク』を通行するのがよい、と体感的に感じました。

そして動力切らずに走り切ると、本当にスムーズな走行で通過できます。 

 

教官もはっきり言いはしなかったけど、

「よっしゃそれや」

みたいな顔したはったから

多分これやな、って感じ。

(筆者が現在入所している二輪教習所は沢山の教習生を少数の教官が放牧するスタイルです)

限定解除組は良いかもしれないけど、これが初めての二輪教習だったら私はもっと手こずったかも)

 

一本橋』が難しい原因はたぶん筋力不足

 バイク師匠の御一人として勝手に崇拝しているライダーさんがこう言ってはりました。


教習所は金儲けのために生徒を不合格にさせる!?

一本橋を脱輪するということは、公道でまっすぐに走ることができない可能性があるということ。 

 すいません。ややうろ覚え。

 

しかしこれは、なるほど!と納得しました。

そう認識を改めて『一本橋』を考えると、なんだチョロイじゃん~という気持ちになるのはナゼなのか。

あれか。

まっすぐ走ることができる、なんて二輪に乗る技術としては基本中の基本だからか。

出来て当たり前であるべきだからか。

 

当ブログでも何度か書いているのですが、

初めて二輪免許を取得した際に教官から聞いた話で、

 バイクを安定走行させるには、体幹の筋力が必要。

とのことでした。

当時は「ふーん」と軽く興味を持った程度でしたが、

現在教習を受けているAT400クラスになって、『一本橋』で如何に体幹の筋力が大事か、身に沁みて分かるようになった。

 

『筋力アップ=バイク操縦技術の向上』

こう言い切ってしまって過言ではないくらい、走行状態の向上を実感している。

 

私は『一本橋』であまり苦戦したことがないので苦手克服の解釈はできませんが、

実践時に上手にこなすために気を付けていることは以下。

 

  • 目線は遠く向こう、『一本橋』が終わる更に向こうをまっすぐ見る。
  • アクセルちょいちょいぶかし&後輪ブレーキちょちょいがけで車体バランスを取る。

 

ほんでやっぱり、『一本橋』をホイホイ走ってると、

脇腹あたりの筋肉がギュイギュイっと反応しているのが分かります。

体幹の筋肉使ってるわーって、毎度感じます。

 

色んなコツ聞いて練習してるけど上手くでけへんねんって方は、とりあえず。

鍛えよう、体幹

体幹を鍛えといてバイクに利しないことは、一切ない。

 

卒検受験資格をもらって喜んだか…否!(/・ω・)/デーン

当日の最終コマの後、

「見極め合格でぇーす」と教官に言われ、

「えっ…もう(見極め合格)?」って表情をしたのだと思います。

 

「まだ物足りなくても合格でーす」と教官は更に念押しされました。

 

まぁそら、”可”レベルの教習生はぽっぽと排出したほうが健全経営です。

卒検に追い込んでいくのが定石でしょう。

1人1人の教習生が超習熟ライダーになるまで教習所に置いておくわけにもいかないし、

そもそも、路上教習のない二輪教習では、技術レベルをいくら磨いても公道運転のノウハウは身に付かないし。

 

残念ながら(?)次回は卒検です!

それに落第したら、無料の補習が1コマ受講可能で、その後、また卒検です!

 

これが合格するまで続きます。

 

教「最後に質問ある人ー?」

私「はい!卒検は何度でも受けられますか?」

教「何度も受けていいとは言えんけど…でも落ちる度に補習はあります。」

私「それは…無料…?」

教「まぁ…無料です。」

私「わかりました!」

 

無料とはいえ、卒検と補習の地獄ループに落ちないよう、最善を尽くします!

 

最後に

この楽しい楽しい教習の日々が、終わってしまうのかと思うと…

いやまだ終わってないけど…

え、そもそも卒検見込みまで到達できるんか当初は不安しかなかったわけやけど…

 

そうか…うち普通AT二輪免許に手が届きかけてんのかぁ……

と、

めっちゃ感慨深い…。

 

ふっ…。

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity300/img/tricity300_gallery_001_2020_001s.jpg

トリシティ300 - バイク・スクーター | ヤマハ発動機

 

普通AT二輪免許を取得したあかつきには、これレンタルしに行こ…。

 

楽しみです!!!!!

あ、まず卒検コースちゃんと覚えな…。

 

以上です。

 

最終回はこちら↓

norikorori.hatenablog.com