2020新春、ハンガリーお1人さま旅行録~観光編~①
ハンガリーの首都『ブダペスト』をのんびり旅行した記録です。
長距離列車発着の駅が中心部に3つもあり、日帰りエクスカーションにも挑戦し、ちょっとだけ遠方に出掛けたりもしました。
以下、全て筆者が直に訪れた先の覚書です。
お手柔らかにお読みください。
ブダペストの温泉に行ってみた~ルカーチ温泉~
温泉文化があるとのことで、水着持参で伺いました。
行ったのは『ルカーチ温泉』という病院併設の施設。
さすがローカル向け、観光客にとって有難い英語のガイダンスとか一切なし。
スタッフさんにいちいち質問したり、他の利用客さんに助けてもらったりしながら利用しました。
湯治文化が盛んなようです。
病院が併設されているルカーチ温泉では、高齢の利用客さんが大勢いらっしゃいました。風呂の中でじっくり体操する人や、飲用の温泉水をぐびぐび嗜む人も。
私もせっかくなんで温泉水を飲んできました。意外と飲み易かった。
地元民はペットボトルに沢山汲んでられました。
屋外温水プールもあって、入ってみたかったんですけど、自分はゴーグルを持参しておらず諦めました。(水泳帽なら現地レンタル可)
屋内の湯舟は10℃、20℃、30℃、40℃…ってな具合で分けられてあって、とてもじゃないけど40℃の湯舟以外は「風呂浸かってる感」を覚えることが出来ませんでした。
ハンガリーの温泉の楽しみ方は、ぬるめのお湯に長く浸かることのようです。
おそらく日本人の多くは「え、これ湯?」って言うぐらいのぬるさ…(笑)
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この本で読んだ、鎖国明けの日本ローカルで銭湯を体験した欧米人が「日本の風呂文化は拷問」と思ったのも仕方なかったのかしら…とか思いながらヌル湯を堪能しました。
うんまぁ、現代っ子の自分からしても昔の日本人の好む風呂の温度って拷問です(笑)
あと、まさかロッカールームに男女の別がないとは思わず、現地でドギマギしました。
お着替え用の個室は流石にあったけど(笑)
英雄広場の周辺~アートに耽溺する~
地下鉄1号線で行くことのできる界隈。
ちなみに地下鉄は4号線まであるんですが、数字が大きくなればなるほど近代的で、ナンバリング1番の1号線は、ブダペスト最古のラインということで大変レトロなミニ車輛が走っています。ブダペストに行ったなら絶対に一目見て帰るべき愛らしさの地下鉄です。
自分は1号線車輛を最初目にしたとき、チョロキューでも走ってきたのかと驚愕したくらいです。
ブダペスト現代美術館
国立西洋美術館と英雄広場を挟み南東側にあります。
ハンガリーの現代美術作品を取り扱う施設とのことで、私が伺ったときには写真家の作品展、アニメーターの作品展、前衛芸術的な作品の展示、などが見られました。
面白かったですね。まず日本には来ないであろう作品ばかりでした。
お向かいの西洋美術館に比べるとかなり空いています。
ただし券売所の方の客捌きが丁寧でとてもゆっくりで(笑)かなり待たされました。
しかしとにかく空いてるお蔭で、じっくり作品を観られるのは良かった。
ちなみに地下にトイレがありますが、地下併設のカフェ利用客のみが利用できるので、美術館利用だけでは入れてもらえません。キビシイっ。
国立西洋美術館
現代美術館と英雄広場を挟み、北西側にあります。
上記の写真の通り、ずっと混んでました。
入場制限が美術館の正面でかかっていて、それに殺到する人々を水際で係員が押し止めているというのが、私が現地で何度も目にした光景でした。
(みんな大体が観光客と思しき人々で、わりと必死に入ろうとするゆえ)
(瀬戸際でゲートキーパーやってる係員も大変。怒鳴り合う場面もあった)
事前に購入したチケットを保有していれば、多少の人数制限がかけられていても係員がパスしてくれるので、入館の意思がある場合は事前にインターネットか観光案内所かどこかで購入して現地に行くのが良いでしょう。
私は現地で購入するつもりで行ったので、この入場制限に引っ掛かってなかなか入れなくて往生したクチです。
だんだん並ぶの嫌になってきて、スマホでネット決済してチケット買えるかなぁと試行錯誤してたら急に入れてもらえたので、結局、現地の窓口で買いました。
展示物は圧巻のボリュームで、全て観て回ろうとしようものなら半日以上は軽くかかります。
上記掲載の写真は常設展示のごくごく一部。こんなギッシリ並んでるの…ゴージャスね…。
さすがに大方の展示はもう少しゆとりを持って展示されていました。
特設展示は撮影不可でした。
無料のクロークとコインロッカーがあるので、身軽になって観てまわるとよいでしょう。
中で食事休憩もとれますよ。その時の話は以下の記事に言及しています。
市の公園アイススケート場
ヴァイダフニャディ城(噛みそう)を見上げるスケートリンク。
冬季でなければボート乗り場になっている模様。
スケートリンクの場所になっているところは川の中で、上流部分がすぐそばで塞き止められて空間が作られていました。
絵になってる~というわけで足を止めて見物する観光客続出。(自分も左に同じ)
農業博物館
既出のヴァイダフニャディ城が博物館として営業されています。
農業博物館か…興味ないなーって、素通りしつつお城の迫力には圧倒されました。
今から思うに…内装も見物だったのでは…。
時間に余裕があれば入場するのも一興かな。
以下、観光編は続編へ。
とてもじゃないが書き切れないので分けて記事にします。
ぼちぼち書いてゆきます。
以上です。