「日帰り横浜」川崎の九龍城と横浜美術館へ行って来た録
九龍城を一目見たくて…横浜へ
香港にかつて存在したスラム街「九龍城」については、今まで羨望をもっていました。
もう見られへんから、そう感じてしまっているのか。
星野博美さんの書籍に魅せられたからか。
この方の旅行記を読んでるとワクワクし通しで堪らん。
当時ご本人が歩かれた香港を歩いてみたかったなーって本当に思います。
さて、そんな自分が見かけた以下のニュース。
なんやニッポンの九龍城って!!!?
そんなんあったの!!
し、知らなんだ!
行くしかない!
というわけで弾丸横浜訪問を決めました。
よくも悪くも浅慮。いいねんこういうのは大体結果オーライ(だと思う)
お足は「日帰り1day」JR東海ツアーズ
毎度お世話になってます。
指定席にクーポンがついたお得パック。
ドリンク1本引換券だったり、¥1000-のお買物券だったりします。
地味に貯まるポイントを使って価格をほんのりお得にすることもできます。
川崎の香港へ
現場のウェアハウス川崎は大変な人出で大賑わいでした。
ゲームプレイ他の遊行に興じる人3割、撮影に興じる人7割という印象でした。
入口からムンムンと匂い立つアングラな空気感。
あっ入口の写真撮り忘れた…(すいませんクーリエジャポンの記事ご参照ください)
いや…でも…匂いの、いや、臭いの再現もしてくれて良かったで?
超巨大集合住宅スラム街のスメルにちょっと興味ある…。
(すいません自重します。)
壁を彩る?掲示物も本物仕様とのことでリアル。現地調達だそうです。
お姉さんがうっふんてな具合の張り紙も一部あるので、それがゆえに18歳以下入場厳禁なんでしょうか?
演出上、照明が暗いのも年齢制限に影響しているのかもしれません。
いや実際の現地には卑猥な感じもアングラな感じも一切無かったですけどね!
作りこまれた九龍城ばかりがクローズアップされてますが本業はゲームセンターです。
一緒に来訪したご友人とマリオカートして遊びました。
上階に上がるとビリヤードやダーツ、カラオケ、メダルゲームも楽しめる複合施設で、どのフロアも大混雑でした。
駐車場には香川ナンバーの車輛も!
惜しまれつつの閉館となるようです…。
2019年11月17日まで!
返す足で横浜美術館へ
いろんな土地の美術館に行くのっていいですよねー。
見たことない作品も見れたり、思いがけない出会いや発見があったりします。
横浜美術館は今回が初めての訪問でした。
横浜に闊歩する地元民自体なんかオシャレ感度が高い風に見えるうえに、展示されてる絵画たちのパリジャーンなオシャレな感じ!
ルノワールは生命の活力が画面に湧き出でているようだし、藤田博嗣の描く女性の肌は目を奪う透き通り具合だし、やっぱり芸術作品を直に見るというのは刺激的です。
何かを感じれば儲けものだし、感じなければそれはそれで可。
何が良いと思い、何がイマイチと感じるか、込められた文脈を読み取れるか読み取れないかは、鑑賞の一瞬々々で変わる。それが良い。
大事なのは持ち得る感受性を伸び伸び発揮して鑑賞できるよう自ら準備して展示会場に臨むこと。
今回印象的だった作品は以下の作家さんによるものでした。
しかし、こうやって並べてみても、つくづく絵画は本物を観なければならないと思う。
カラー印刷もカラー表示も、手描きの画面が放つ雰囲気や印象までは再現できないと知らされる。
(まぁあまりに芸術的価値やら歴史的価値の高すぎる品の場合、よく出来た模造品を展示してくれはるのも有難いんですけどね。
そうまでして見せてくれようとしてくれはって、ありがとう!という気持ちになる。)
パリの有名美術館のひとつ、オランジュリー美術館からのコレクション、一見の価値有りです!
次に横浜に来るなら
同行した東京在住のご友人に「川崎が目的地なら新横浜より品川のほうが近くない?」って言われました。
くっ、そうなのか…。
でも結局、そんなに遠く感じなかった。コンパクトシティ?
横浜駅界隈を夜ひとりで散歩したのですが、素敵な飲み屋がいっぱいあったので、次はぜひとも飲みたいと思います!
以上です。