結論を簡潔に述べる。
無料の試乗はシンドい。
- HONDA『ADV150』基本情報
- 無料で試し乗りが出来ちゃうワッホイ
- 免許証だけ所持して試乗ワッホイ
- いざ試乗!からのヒーコラワッホイ
- 不慣れ×不慣れの相乗効果がワッホイ
- ADV150を試乗した感想ワッホイ
- 最後に
HONDA『ADV150』基本情報
小型二輪と普通二輪の中間仕様って具合の、
ばりんばりんに格好良い排気量150㏄スクーターです。
オイオイオイ。
かっちょ良過ぎでしょぉ!!!
ホームページを見たことがなくて、興味のある方は是非ともご一見をば。
販促ムービーが格好良過ぎて、バイクに重点を置いたアクション映画でも始まったのかと錯覚するレベルです。
普通二輪以上の免許所持者が乗車可能です。
にくい。にくい格好良さのバイクだよ!
ちなみに兄貴分に当たるバイクが、『X-ADV』です。
排気量は750㏄、大型二輪です。
格好良過ぎて、ブロマイドだけで鼻血吹きそうよ?
ブーッッ。
現物を拝見したことがないので、いつか是非ともお目にかかりたい一品です。
無料で試し乗りが出来ちゃうワッホイ
HONDAの二輪車は、全国各地のHONDA DREAMで試乗が出来たり、
出来なかったりします。
どこで何を試乗できるのかは、その時々の事情と店舗によりけりなので、
気になる人は最寄りのホンダドリームに電話して訊いてみるとよいかと思います。
私は最寄りのホンダドリームで取り扱いがないことを”事前に”ネットでサーチしておきながら、
「ADV150ってこちらで試乗できません…よねっ?」
って電話で念押しの問いかけ(願掛け)をする、という迷惑行為に及びましたが、
ホンダドリームのお兄さん、
「うちではやってませんねぇ~。近隣のホンダドリームでやってないか調べてみますね!」って、
調べてくれたよ。
御親切!!!
少々土地勘が薄いながらも、ギリギリ地元といえる辺りのホンダドリームで試乗ができることが分かり、
さっそくそちらのホンダドリームに電話、近日の休日に試乗の予約をさせていただきました。
うーん。わっほい。
免許証だけ所持して試乗ワッホイ
ちょっと親戚の家が近かったこともあり、他の手荷物をそちらに全部預けて、
免許証入りのお財布だけを持って、自前のバイクNMAX125でホンダドリームに向かいました。
到着後すぐに試乗に当たっての注意事項説明があり、連絡先等の記入などが求められました。
免許証の提示ももちろん求められます。
ちなみに、二輪免許のない方はタンデム走行での試乗もできるとかできないとか…。
これは店舗によるところがあるかもしれないので、事前に要チェック。
試乗走行コースは決められており、
『試乗走行コースを外れての走行は、車輌保険が一切かからなくなる』
ので、絶対にしないように申し渡されました。
地図を見せながら店員さんは、
「スマホで写真を撮っていただいてもかまいません!」
「道に迷われたら、当店までお電話くださいね!」
…あ、あの、ちょっと身軽な格好過ぎたっていうか~、ま、なんていうか~
財布しか持ってない、
的な~。
スマホも持ってないんですよね、あはは~。
はい。フラグ立ちました。わっほい。
いざ試乗!からのヒーコラワッホイ
今までYAMAHAのスクーターにしか乗ったことのない自分には新鮮な位置のウィンカーを早速に押し間違えてクラクションぶち鳴らしつつ、
ホンダドリームを飛び出して15mほど、最初の分岐点からおそらく間違って。
すぐにコースアウトかましました。
北上したいのに、進行方向おそらく東の国道を突っ切り、
これじゃいけねぇと北上するために左折、踏切、妙に左にグネ曲がる車道、
そこで登場するJR駅のロータリーをぐるりと半周、
なんとなく北上した気がしたから、西に向かおうと左折、直進、
ウィンカーとクラクションの位置が慣れたYAMAHAとは上下逆のそれ、
片道三車線の車道で、市バスと乗用車とバイクに混じりながらの迷子。
まいご。
まいごぉぉぉぉ、
迷子!!!!!
やべぇよこれ走行距離からモロバレだよドコ走ってんだよワタクシはぁぁぁ
ウィンカーの位置が感覚的に分からないのに不慣れな国道を走り続けるの辛すぎぃぃぃ
南下!発着点のホンダドリームに戻るためには南下!
南下がしたいのに気がづけば、
道が分かる交差点に到達して、
自分はずっと北上していたことをようやくに知ったのだ…。
南下しなきゃ戻れないのに、戻れるわけねぇわっほい。
そこから無事、発着点のホンダドリームに戻ることが出来たのでした…。
不慣れ×不慣れの相乗効果がワッホイ
ホンダドリームの店員さんはそんな事情を知ってか知らずか、何も言わないでいてくれました。
絶対に時間は長いことかかったし、走行距離もばっちり長かったろうし…。
まぁ実はホンダドリームのほうも、予約して伺ってんのに予約車輌がガス欠っていうウッカリはあったんだけど…。
不慣れな土地×不慣れなバイクの相乗効果は凄まじいものがございました…。
もちろん、
試乗車をじっくり味わう余裕なんて(ヾノ・∀・`)ナイナイ
「こんなもんか」と感じるだけで精一杯。
どうせじっくり試すなら、
有料でレンタルして日がな乗り回すくらいしないと不足なのだと、
よーく、
よぉぉぉく、
身に沁みて分かりました。
ADV150を試乗した感想ワッホイ
よく走る、といった印象。
見た目のヤンチャ感と異なり、意外とお上品な走りだなと、自分は思いました。
足つきはNMAXと変わらず、161㎝の私で両足ツンツンぎみ。
でも車体がスレンダーなので、足つきは悪く感じない。(NMAXも悪くは感じない)
脚をドデーンと投げ出す乗車姿勢は取れないので、脚の長い人は窮屈かもしれない。
(日頃NMAXに乗っている身からすると、窮屈に感じた)
(ビクスク気分では乗れない)
(ちなみに私の脚は長くない)
スピードメーターはオシャレかつ機能が多彩(な印象の記憶しかない…)
ハンドルまわりのデザインは好みが分かれると思う。
私はちなみに好みじゃない。案外と華奢見えなのが頼りなく見える。
フロントシールドの防風効果は特に感じられず。
(街中で流し乗りした程度では無理もないか)
シートは予想以上に硬くて最初びっくりしましたが、座り心地は案外わるくなかったです。
総じて、キビキビと路面を走るためのスクーター、という印象でした。
最後に
ちゃんと試乗するなら、無料でちょい乗りでは不足だし、
不慣れな土地で、不慣れなバイクを乗ることはただの拷問だったし、
ある意味、今後に活かせる良い経験をさせていただきました。
実は生まれて初めてのホンダドリーム来店も、楽しかった。
無料試乗は、よっぽど土地勘のあるところでない限りもうやらない…と思いつつ、
初めてのバイクに乗るのはやっぱり楽しかったです。
自分の体格でADV150に乗ること自体は問題なくできることが分かったので、
今後のバイク選びの参考になるし、あーだこーだと他のバイクと比較する材料にもなるし。
以上です。