今週のお題「急に寒いやん」
バイクには辛い季節よ。
そんなん皆んな知ってるわな。
そんな寒い季節が来ているにも関わらず、
いやむしろそれに逆らって！笑
日帰りで302.6km走り通して、初めてのツーリングに行ってきましたよ！
って話です。
控えめに言って無茶苦茶でしたね。反省しております。
なおツーリングの仔細は省いております。ご了承ください。
- 招集は突然に
- 初めてのソロツーは棚ぼたに
- お供はNMAX125、我が日常の足
- ナビなんて洒落たもんはねぇよ、関西まっぷるマガジンだ！
- プロテクターはせめてもの強がりお守り装備品
- 初心者は休憩と給油の空気が読めません
- 片道4時間半の行き道の果て
- 初めてのマスツーは突然に
- 初めてのサシツーは大兄貴と
- 最後に
招集は突然に
ライダーズクラブ決起集会のお誘いが関係各位に回っていたことを知ったのは、
その当の集会が開催される3日前でした。
「行きたい！！」と発奮して、道程を調べてビックリ。
四輪車で高速乗ってせいぜい走ったことあるかも？ってくらいの長距離でした。
これ日帰り往復…いけるのか？
いや、行きたくて堪らんが？
頭ぐるぐるパニックになりました。
初めてのソロツーは棚ぼたに
ツーリングに挑戦する機会をずっと窺っていました。
しかしなかなか機会がなく…。
近所の定番コースを走るのを自分なりに検討していましたが、なんとなく実行できずにおりました。
しかし突如訪れたライダーズクラブ加入のお誘い！！（別に個人的に誘われたわけではない笑）
これを逃す手は…ない！！
1日悩んだ結果、主催者に問い合わせました。
- 小型AT二輪でも挑戦してOKか？
- ただし未経験の距離、且つ未経験の土地なので、脱落する場合もあり得る。
- 脱落する場合は電話入れます。
主催者、
「え、高速使えへんやーん（笑）好きにしー（笑）」
ちなみに、現地集合＆現地解散が謳われた集まりでした。
だから提案できたんだよね。
これがみんなでゾロゾロ走るやつだったら声も上げれんかっただろう…。
1人で走るなら、他の人に迷惑かける心配ないじゃん！っていう安心がありました。
お供はNMAX125、我が日常の足
ちなみに当方のバイクは…
NMAX125です。愛機。
普通AT二輪免許はつい先日取得したところであった…。
レンタルバイクで高速利用も考えてみたものの、慣れぬ車輌で慣れぬ高速道路通行は…
めっちゃ不安があった…。
NMAX155をレンタルするっていう手もあったのかもしれんけど、
近隣のレンタルバイクでNMAX155は取り扱いなかったし、
慣れた車輌で自分のペースで走るならナントカなるかも！と結論を出しました。
それにドンドコ乗り回したいですからね！愛機ちゃんを！
ナビなんて洒落たもんはねぇよ、関西まっぷるマガジンだ！
はい。
ブラザーに借りました。
付箋をペタペタ貼り込んで、ルートを予習して臨みました。
結論から申し上げますと、
お守りに…と身内が貸してくれたiPadが一番役に立ちました。
ダメじゃん。
プロテクターはせめてもの強がりお守り装備品
だって恐いやん。
なんかあったらどないするん。
せめて、助かるように。そして、お尻の皮膚移植手術とか提案される事態にならんように。
決起集会の前日の晩に、お世話になってるバイク用品店で上下衣服を揃えました。
防寒で、プロテクター入りのやつ頼みます！って言うて、試着して決めました。
だいぶ値引きしてくれたけど、
それでも￥50,000ポッキリでした。
ドエライ出費…！
初心者は休憩と給油の空気が読めません
30分以上二輪走行したことない人間が、1時間以上走行するとどうなるか。
集中力が普通に切れる。
手袋の収まりとか、おニュー過ぎてまだ馴染んでないプロテクター入りの服の硬さとか、
ちょっとした違和感がムズムズ気になり始める。
晴れ間は寒さが気にならないものの、
ほんの少し曇って陰るだけでものすごく冷えました。
メットの中の耳までキーンと冷えだす始末。
自分が行く道の先が、どれくらい田舎なのか判別もつかないから、
給油すべきなのか休憩すべきなのか判別も付かず走り続けて…
結局最初の休憩取ったの、出発してから2時間後ぐらいだった気がする。
給油は1時間後くらいにしたんだったかな？
もう取り敢えず興奮状態で懸命に走っていました。
どうせ向かうなら、辿り着きたい！集会に間に合いたい！
その一心でした。
でも休憩は大事ね。
最初の休憩以後は、疲労感のおかげで休憩頻度アゲアゲでした。
道の駅で休憩するのは楽しかったし、やっぱり休憩した後は丁寧に余裕を持って走行出来ているのが自分でもよく分かった。
ちなみにNMAX125で私は通常、170〜180kmは給油なしで走行しているのですが、
今回は行きも帰りも給油が要りました。
山道とばし過ぎたのかなぁ。
片道4時間半の行き道の果て
集合場所に到着した時は、
「えっマジでこれ現実？」
って
目の前の風景が信じられず。
「帰りヤベェ」
って慄きながら、達成感に酔いながら、他のメンバーさんに合流しました。
これとか
これとか
こんなんとか
Z900RS・Z900RS CAFE | 株式会社カワサキモータースジャパン
こんなん
そうそうたるバイクに囲まれながら、
「えっ嘘やろスクーターで来たの！？」
「地道を？？」
「何時間かかった？笑」
「何このカスタムパーツ？？」（MT二輪愛用者はAT二輪のパーツに疎いらしい）
「昨日買ったんその服wwwやる気満々やんwww」
など
盛大にいじってもらい労ってもらいました。
みんな優しい…ヽ(；▽；)ノ
初めてのマスツーは突然に
集合場所の周辺地域をプチツーリングする…とは事前に露知らず。
地元の方に案内してもらいながらバイクに乗ってウロウロしました。
「自分、一番前で地元の人に着いて行ってな」と主催者に言われ、
「エェッ！？なんで！？？」と驚いたら、
「排気量（ダントツ）一番低いんやから」
「あっナルホドー」
でもねぇ、
田舎の人が地元の山道を走る時って、すんごいんですよ、スピード。
おいおいおいおいコレ一発免停どころの騒ぎじゃねぇっていう。
しかも地元の方、バイクじゃない。
四輪車。
…もう途中から後ろを気にする余裕は無くなったよね。
走り屋気分になってたよね。
解散までチョコチョコみんなでウロついて、存分に初めてのマスツーを満喫させていただきました。
そして、マスツーが危ないと言われる理由が、初心者ながら分かったような気がしました。
他の車輌と並走し続けるのは、色々と神経使わなあかん事項が増えて大変でした。
しかも他の車両て、私の排気量の4倍とか10倍強とかでしたし余計。
単独走行のほうが気楽なのは身に沁みてよく分かりました。
でもすごい楽しかった。
よくも皆さん私を混ぜて短距離ながらマスツーしてくれはった（笑）
ありがたいホンマ。
初めてのサシツーは大兄貴と
ジャッ、かいさーん、
となった時、
「お前の帰路、付きおうたるわ」
と、主催者の大兄貴が仰いました。
え？
「ちょっと心配やしな…」
え？
お気持ちは嬉しいんですけど兄貴…
「後ろ着いてったるし気にせんと走れ」
いやでも、それで着いて来はるんですよね？
「やから気にすんなって」
いや気にするわ。
なんぼ私でも気にするわ。
押し問答の末、結局、ずっとおもり後衛してもらいながら帰路に着きました。
ピターっと後ろをこんなイカついバイクが着いて来るんって…
普通にこえぇわ。
感じなくてもエェ感じのプレッシャーを自家焙煎するっちゅーねん。
四輪車も流石になかなか追い越しに掛からへんのやね、あんなバイクやったら。
他所から見たら相当へんちくりんやったことでしょう…。
どういう組み合わせ…？
でも兄貴のバイクはバリバリかっこいいし、乗り回してる足の長い兄貴も近畿に舞い降りたバットマン？もかくや…やし、
眼福でした。
あとこちらの運転マナーのご指導までしてくれはって、
休憩の時はココア買ってくれはったりして、
兄貴ありがとうございました。
用があったら10倍強の排気量を生かしてバブォンッッッって追い抜きかけてコッチを誘導しに来はんの
バリバリかっこよかったです。
流石にあそこまでのパワーは私には未知の領域…憧れるぜ…。
最後に
腰痛になりました。
以上です。
