ある平日のなんでもない独り言です。
「関係者」にも優劣があるらしい
お仕事先で借り切られてた駐車場に車を停めようとしたら警備員のおっちゃん、アカンと言いなさる。
いやあの、わたし関係者なんですけど…そこ空いてますよね?
ここは先約があります、と続けなさる。
いやあの、自分とこの会社の人間に声かけて預かる物があるだけで、なんなら1分もかからんと車出しますけどアカンのですか?
もうそろそろ来はる約束ですんで、と言ってだんまり。
…ほなどこに停めたらいいですか?
警備員のおっちゃん、無言。
えっなんで無言。
知らんなら知らんとか言えるやん。
借り切り駐車コーナーに隣接する公道は日中通行禁止で、退路は1本のみ。
そんなこんなやってると、私の車の前を地元のちびっ子小学生達がズビシッと手を挙げながらチョコマカ歩いて行く。
メガかわゆい。
突如一人のリーダーシップ溢れる感じの男の子が「待てっ」と叫んで他の子ども達を押しとどめ、こちらにアイコンタクトをする。
お手手で「お先にドウゾ」としてくる。
いや先行き、通って大丈夫よ、車とりあえず止めてるし。(そこから先、どうせ通行できひんし)
数往復の譲り合いの末、子ども達はどうやら十分な安全確認に納得。
ありがとうございます!ありがとうございます!口々に言いながらハンズアップで通り過ぎる子どもら。
いやそんな礼を言われるようなことは…かわ、かわいいなちびっ子小学生…。
アカンと禁じるなら代案をおくれよ
唯一の退路を仕方なく後進しようとしたら、その唯一の退路を進入してくるマツダが1台いらっしゃる。
ほら来はりましたっコッチに避けてくださいっ、突如躍動的になるおっちゃん。
おいさっきまでの寡黙な無表情どこ行ったよ。
威勢よく「オーライ!オーライ!」と進入してきたお車を誘導して、その車を誘導し終わったら再び道端の地蔵モードに突入。
おい。こっちも関係者やと言うとるやろう。
後進で前進不可能な車道から脱出しようとしてる自称関係車両がおるやろ。
警備員のおっちゃんよ、あんたは担当されたエリアのスフィンクスかなんかか。
選ぶなよ。世話する相手を。駐車場警備員の仕事は選ばれし者の通行を管理することじゃないでしょ。
どう見ても中堅管理職以上な偉い風のおっさんと、どう見てもペーペーな女の扱われ方が世の中一般的に異なるのはまぁ分からんでもない(承服できるかはおいといて)けど、 自分が警備を担当されたエリアでお相手するの放棄するんはナイでしょ。
時々あるんやけど、こういう時にアカンと言うばかりで代案なり助け舟を全くくれへんってズルい。
従う気がないわけやなく、どうしたらえぇか単純に困ってる場合もあるのに。
傲慢な駐禁取締のおっちゃんとかね…駐禁エリアです!停めるな!!って言うて回るんやったら同時に然るべき駐輪場なり駐車場とか教えてくれよ。なに公務員面してはるん。知らんにゃったら知らんでえぇからそう言っとくれやす。
どこ停めたらえぇんやろ?ってなってる時もあるでしょうがー!
目先の露払いだけで満足してんじゃねぇよぉ~。
はい。ぐちぐちと失礼しました。
ところで最近の小学生は自動車を危険物とちゃんと認識してる
全国ニュースに上る程の重大な交通事故が起きているからでしょうか。
親御さんや、学校でも自動車の危険を指導される場面が増えているのかもしれない。
それは本当にいいこと。
とくに京都は歩行者横断を優先する傾向の薄い土地柄なので、対・自動車になった場合に圧倒的弱者になる歩行者は気をつけたほうがいい。
いやむしろ、その意識が高い様子の小学生たちに、京都の無法チャリライダー達を教育してほしいぐらいや…。
ヤツら信号無視も、車両ヅラと歩行者ヅラの御都合的使い分けも、好き放題だからな…。
一部の超マナー悪い自転車乗りたちが為に、自動車に煽られて恐い目に遭ってる善良な歩行者やら自転車乗りもいはるんやからな…。
まぁ、結局本日の総括は、むかーっとすることと通りすがりの快い小学生たちに癒されたのが相合わさって
「他人にやさしく在れるよう頑張ろう」
でした。
以上です。